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3/30日、雨、南西 4-5m、気温 欠測。
桜と魔物 皆さんの桜の写真を見ているとこちらまで高揚した気分になる。 満開の桜の木の下には鬼や魔物が住むとの話がある。あまりの美しさに引き込まれるような気がすることから、このような話がでてくるのではないかと思う。今日、たまたま仕事で千鳥が淵を通ったが、緑の松や芝生を背景に桜が咲きそろい、明るく、華やかに輝き、まさに春爛漫の風情で、ここには魔物は感じなかった。この言葉のように魔性を感じる桜は1本だけある桜で、しかも夜の桜である。 三重県の四日市で仕事をしていたときに、旧海軍の燃料基地だったときの佐官クラスの屋敷が残っていたが、その裏山に大きなさくらが1本だけ植わっていた。 少し奥まったところで荒らされておらず、枝が人の腰くらいまで垂れ下がって広がっていた。坂を上がると正面に、後ろの松の緑を背景に立っていた。 昼間に見てもきれいであったが、満月に誘われて、少し遅くなってから行ってみた。既に誰も居なくなっていた。外灯もない場所であったが、丁度、満月が真上にかかり、桜の木全体が白く輝いて透き通って見えた。昼間の姿とは全く異なって、同じ桜とは思えないほどであった。きれいと思うと同時に背筋に何か冷たいものが走り、身動きできない気分に襲われた。これが魔性の本質と感じた。
by tidakesashi
| 2004-03-31 00:33
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